インナーマッスルと呼吸の関係
こんにちは!
横浜市緑区白山整骨院 院長 竹内純一です。
最寄り駅はJR横浜線 鴨居駅になります。
当院は緑区ですが、緑区でも区境で都筑区、旭区、保土ヶ谷区、神奈川区からも当院へ来院できます。
いや~、毎日毎日暑すぎますね( ;´Д`)
ここまで続くと地球は大丈夫?と感じるのは私だけ?!
こんな時は暑さに負けない体調管理が大事ですね。
今回はインナーマッスルと呼吸の関係についてです。
まず、筋肉はアウターマッスルとインナーマッスルに分けられます。
アウターマッスルは別名表在筋肉。体の表に近く浅いところを走行し、太くて長く強く、瞬発的に働く筋肉です。
一般的な筋トレはアウターをメインで鍛えていることが多い。
インナーマッスルは別名深層部筋肉。骨格に近く深いところ走行し、アウターマッスルより細くて短く弱い持久力の筋肉です。
アウターマッスルを鍛えると体型に直に左右する見せる筋肉なので鍛えること機会が多いかと思います。
が、インナーマッスルがとても大切な役割をしています。
一言でいうなら「縁の下の力持ち」です!
その役割のひとつとして、予測的姿勢制御があります。
例えば、重いもの物を持ち上げようとしたとき、誰もが無意識に呼吸を止めてお腹に力を入れますよね?!
そこで主に働くのが腹横筋や多裂筋といったインナーマッスルです。
体幹が安定すると大きな力が発揮するよになるため、重たいもの持つのに備えているインナーマッスルがコルセットのように引き締めて安定するからです。
その他にもインナーは脊柱、肩甲骨、骨盤といった骨格を正しく動くための動的安定性を担っています。
また、インナーには腸腰筋というものあり、重心に近いところにあり上半身と下半身をまたいで姿勢を安定させている重要な筋肉もあります。
繰り返しになりますが、インナーマッスルは「縁の下の力持ち」ってことです。
インナーマッスルは衰えやすい?!
インナーマッスルはアウターマッスルよりも衰えやすようです。
理由その1
インナーはアウターよりも細くて短い筋肉です。なので、衰えやすい。
理由その2
便利が良すぎる現代生活。
現代の家はバリアフリー化が進んでいます。段差が減り、トイレも和式→洋式が当たり前。
私の家は布団ですが、来院されている方のお話を聞くとベッドで寝る方が多くいらしゃるように感じます。ここで布団の上げ下げも不要になりますね。
そして、外に出れば階段に頼らなくてもエレベーターやエスカレーターでラクに移動が可能になっています。
仕事も買い物もパソコンやスマホをちょちょいと操作すれば事が足りる時代。
でも、その反面姿勢も動きもパターン化し関節や動きの調整を担うインナーマッスルの出番が激減!しかたがって衰えやすくなります・・・。(*_*)
「じゃあ、運動すればいいんでしょ?筋トレすればいいんでしょ?」と考えますよね?
でも、一般的な運動や筋トレはアウターマッスルに偏りがちです。
アウターマッスルが強くなりすぎると深層部にあるインナーマッスルはますます機能しにくくなります。
それでも、体型を維持するにはアウターマッスルは鍛えたい。
そしたら、アウターマッスルとインナーマッスルをバランスよく使うのがベターよう感じます。
インナーマッスルを簡単に鍛えたいなら「腹式呼吸」!
※まずはやってみましょう!(^^ゞ
どうでしたか?簡単にできましたか?それとも意外と難しい?それぞれ感想があるかと思います。
通院されている方に聞くんですけど、半数以上の方は「難しい!」や「上手に出来ない」というお声を頂きます。
でも、そもそも呼吸(吸気と呼気)はちゃんとできていますか?
当院はDRT(ダブルハンド・リコイル・テクニック)とうい手技で、背骨を整えて(上部胸椎を整える)いきます。
この背中付近の上部胸椎は呼吸中枢との関連が深いとこです。
自律神経支配領域を調べれば、上部胸椎は、肺、食道、心臓になります。
肺は呼吸になります。ですので、背中(上部胸椎)を整えれば呼吸がしやすくなります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。感謝致します。
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