膝に溜まる水について
膝関節の表面は軟骨で覆われています。
その軟骨が加齢や筋力低下により擦り減ってきます。
擦り減ってくると、関節周囲の組織を刺激し、関節炎が生じてきます。
このときに水が溜まることがあります。
この水とは関節液です。
普段、関節液は軟骨に栄養を与えたり、膝の動きをよくする潤滑油の役割をしています。
膝に負担がかかりすぎると、この関節がたくさん分泌され膝関節を保護しようと働きます。
これはひとつの防御反応です。
例えば、風邪を引いたとき鼻水が出ますよね。
ウィルスが身体に進入してきたから、このような症状になります。
膝関節も同じで、負担がかかりすぎると関節炎を起こし、水が溜まります。
よく『水を抜くとクセになる』とおっしゃる患者さんもいますが、それは違います。
クセではなくて、根本となる膝関節の炎症が治まっていないからです。
当院では症状に合わせて適切な治療をしていきます。
今日も読んでくれて、ありがとうございます。
白山整骨院 竹内