膝に溜まる水について

2012年6月29日 未分類, 膝にたまる水

膝関節の表面は軟骨で覆われています。

その軟骨が加齢や筋力低下により擦り減ってきます。

擦り減ってくると、関節周囲の組織を刺激し、関節炎が生じてきます。

このときに水が溜まることがあります

この水とは関節液です。

普段、関節液は軟骨に栄養を与えたり、膝の動きをよくする潤滑油の役割をしています。

 

膝に負担がかかりすぎると、この関節がたくさん分泌され膝関節を保護しようと働きます。

これはひとつの防御反応です

例えば、風邪を引いたとき鼻水が出ますよね。

ウィルスが身体に進入してきたから、このような症状になります。

膝関節も同じで、負担がかかりすぎると関節炎を起こし、水が溜まります。

よく『水を抜くとクセになる』とおっしゃる患者さんもいますが、それは違います。

 

クセではなくて、根本となる膝関節の炎症が治まっていないからです。

 

 

当院では症状に合わせて適切な治療をしていきます。

 

今日も読んでくれて、ありがとうございます。

 

白山整骨院  竹内