肘内障(小児の肘のケガ)について

2012年12月7日 小児のケガ, 未分類

こんにちは! 白山整骨院 竹内です。

 

今回はよく来院される事例(来院されるケース)についてお話させていただきます。

 

当院の白山地域には小・中学生や小さいお子さん(幼稚園児)が比較的多い地域です。

 

先日、小さいお子さんをお連れになったお母さんが、

『子供の腕を引っ張ったら痛がって泣きやまない!!!』

といらしゃったことがありました。

 

子育をさせれてらっしゃるお母さん方や、子育をされたお母さん方はこのような経験があったり、聞いたことがあったりすることがあるのではないかと思います。

このような怪我は『肘内障といいます。

 

学齢期前(2~6才)のお子さんに多いです。

これは一種の脱臼です。

肘の関節は3の関節で構成され靭帯で安定性を保っています。

その1つの関節の靭帯(輪状靭帯)が一部断裂が起こり、帽子が半分脱げたように骨が脱臼します。

これが、『肘内障』です。

 

学齢期の頃は、骨を抑えている、靭帯自体がまだしっかりとしていなく外れやすいのです。

7歳以降からはしっかりとした靭帯になるので外れることはなくなります。

 

治療は外れている骨を元の位置に戻します。これを整復といいます。

これは、脱臼なので私たち柔道整復師が整復行え、整復は比較的容易に『カクンッ』とクリック音が触知できます。

 

ちなみに、今回いらしゃったお子さんも整復を行い無事に入りました。

無事に入ると、そのお子さんはすぐに泣き止みました。

 

私のうちの息子も1歳3ヵ月ですが、最近ではチョコチョコ歩くようになり、目が離せません。

外で歩くようなときは手を繋いで歩いていますが、思わず、グッと腕を引っ張りそうになったりします。

 

なので、小さいお子さんがいらしゃる方や身近に小さいお子さんがいらしゃる方は充分に気をつけてください。

 

当院では時間外であっても、このような緊急を要する場合は処置を致しますので、そのような際、まずはお電話にてお問い合わせ下さい。

 

最後まで、読んでいただきありがとうございます。

 

白山整骨院  竹内